どちらが責任を取るのか、という押し付け合いの土俵に自分はあがらないことを、はっきりと示すのだ。「自分の立場」を明確にし、「自分がやるべきこと」と「相手がやるべきこと」の線引きをした上で、解決策を冷静に伝えることだ。
内向型がさまざまなストレスやプレッシャーに直面したときは、感情的に怒鳴ったり、同僚を責めたりせずに、互いの強みを生かすことを考え、相手のことを冷静に分析しよう。
(中略)
駆け出しの身であろうが、管理職であろうが、「感情的な人」というレッテルを貼られてしまっては、決してよい結果にはつながらない。(P.158-159)
具体的には、この3つのポイントを意識するといい。
・共感をうまく伝える
・中立的な情報を提供する
・要求を伝える
たとえば、このような具合だ。
「お客様に対してすみやかに回答し問題を解決したい、というお気持ちはよくわかります。ただ、どちらの書類も修正するのに1時間ほどかかります。退勤時間直前に提出されると、今日中には対応できません。ですので、退勤前に完了させたい場合は、正午までに提出してください」
コミュニケーションにおいて重要なことは、どのように情報を伝えるかだけでなく、「自分が伝えたい情報を相手に十分に理解させること」だと、ジル・チャンは語っている。”
https://diamond.jp/articles/-/325619#:~:text=%E3%82%B8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%81%AF%E3%80%8E%E3%80%8C%E9%9D%99,%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%81%AF%E8%AA%9E%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82